コマンドラインによるコンパイル方法

ユーザープログラムのコンパイルをするH8/GCCはこのサイトのパッケージを利用してください。
コンパイルにはいくつかのオプションが必須となり、以下の要領でコンパイルをいします。

h8300-hms-gcc -O -mh -mint32 -r -fno-common -o 実行ファイル名 Cソースファイル名
例えば、hello.c をコンパイルする場合、以下のように入力します。
h8300-hms-gcc -O -mh -mint32 -r -fno-common -o hello hello.c

もし、作成したプログラムに文法エラーがあれば、エラー内容が表示されます。
文法エラーがなければ、エラーメッセージが出てきません。
ただし、MESはダイナミックリンクライブラリを採用しているため、コンパイル時にはシンボルエラーを完全に検出することができませんので注意を要します。
また、出来上がった実行ファイルは、MES上のマイコンでのみ実行可能なCOFF型式の実行ファイルなので、パソコン上では実行ができません。

ユーザプログラムはマイコン内蔵のROMディスクにファイルとして格納します。
ユーザプログラムをROMディスクに格納するには、-FWE を有効したモード7の状態で作業をします。
以下の図のようにマイコンボードのDIPスイッチを設定して、-FWE有効のモード7になっていなければなりません。

そして、作成したユーザプログラムを以下のコマンド操作で、ROMディスクに書き込みます。

send 実行ファイル名
このようにしてできた実行ファイルは、そのままH8マイコンのROMディスクに転送して、H8マイコン上で実行可能となります。