MESプログラム開発キットのインストール(Linux編)

  1. H8マイコンへシステムをインストールする
    1. ターミナルソフトのインストール
    2. rpm -i --nodeps lockdev-1.0.0-14.i386.rpm
      rpm -i minicom-1.83.1-16.i386.rpm
      パッケージのインストールが終了したら、シリアルポートの設定をします。
      シリアルポートの設定は-sオプションで行います。
      minicom -s
      そうすると以下のメニューが現れます。

      通常使用するシリアルポートは、/dev/ttyS0 なので、もしそうなっていなければ「A」を入力して対象となるシリアルポートを「/dev/ttyS0」にします。

      必ず、設定が必要となるのが、通信設定で「E」と入力します。
      そうすると更に詳細な通信設定設定メニューが現れます。
      設定は以下の項目に沿って設定します。


      典型的な設定例は以下のとおりです。

    3. MES開発ツール群のインストール
    4. rpm -i mesdev-1.0-1.i386.rpm
    5. H8/binutilsのインストール
    6. rpm -i h8-binutils-2.13-2.i386.rpm
    7. H8/Cコンパイラのインストール
    8. rpm -i h8-gcc-3.2-1.i386.rpm
    9. H8/Cライブラリのインストール
    10. rpm -i h8-newlib-1.10.0-2.i386.rpm
  2. H8マイコンへシステムをインストールする
  3. 最初にシステムである sys3069.mot を内蔵フラッシュROMに格納します。
    基本的には、この作業は最初の1度だけ行います。
    まず、電源を切った状態で下図のようにマイコンボードのDIPスイッチを設定してブートモードに します。

    DIPスイッチを設定したら、マイコンボードの電源を入れます。
    もし、マイコンボードが20MHzだったら以下のコマンドを入力します。

    h8write -3069 -f20 sys3069_20_10b5.mot
    もし、マイコンボードが25MHzだったら以下のコマンドを入力します。
    h8write -3069 -f25 sys3069_25_10b5.mot

    通常、システム本体(MES)のインストールは最初の1度だけでかまいません。
    あとは、ユーザープログラムを追加すれば、システムの上でユーザープログラムが実行可能となります。
    ただし、MESにはマイコンの操作をするコマンドインタープリタが含まれていないため、マイコンの操作をするには別途コマンドインタープリタが必要となり ます。
    コマンドインタープリタはユーザープログラムのかたちで提供されて、そのファイル名は shell です。
    MESは shell という名称のユーザプログラムが存在すると起動時に自動的に実行します。
    この shell はMES標準で提供されたものでなくとも自作をして shell という名称でマイコンに書き込んでもかまいません。
    また、自動起動したいROM化したユーザープログラムがあればそのプログラムを shell という名称でマイコンに書き込むと電源を入れると自動起動します。
    shell もシステム本体と同様にインストールは最初の1度だけ行うだけでかまいません。

    ユーザプログラムはマイコン内蔵のROMディスクにファイルとして格納します。
    ユーザプログラムをROMディスクに格納するには、-FWE を有効したモード7の状態で作業をします。
    まず、電源を切った状態で下図のようにマイコンボードのDIPスイッチを設定して、-FWE有効のモード7 にします。
    DIPスイッチを設定したら、マイコンボードの電源を入れます。

    そして、shellをsendコマンドで、ROMディスクにコマンドインタープリタを書き込みます。

    send shell

    以上でインストールが終了です。